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国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association

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本会が伝承している武術流派と古武道全般の技法・歴史・文化などを解説します。文章・記事・写真の転載は固く禁止します。

短棒術奥伝 八寸挫

甲陽水月流柔術の一課程にある短棒術は、初伝と中伝においては一尺二寸 (楕円口径) を使うが、奥伝では八寸の細い丸棒を使う。

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これは浅山一伝流捕手術からの伝統であり、天心古流をはじめとするさまざまな柔術に採用された。
水月塾では浅山一伝流捕手術に天心古流を加味して教授している。

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この八寸挫は 「はっすんひしぎ」 と読み、挫は 「拉ぐ (ひしぐ) 」 の意味を兼ねている。
奥伝技法として師範技に繋がる 「十字取り」 の口伝がある。
この技を掛けられると腕に激痛が走る。





(つづく)
# by japanbujutsu | 2018-01-17 17:56 | 演武会・講習会 Seminar
ブダペストセミナー 日本柔術

近年はブラジリアン柔術が蔓延っているので、当協会ではそれらと区別するために30年以上前から「日本柔術」として教授している。

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表の形を実演

各形は純正な古流であるけれど、諸流を折衷してあるのと、段位を発行しているために敢えて「古流」とは名乗らず、「日本柔術」とし、伝授巻では「甲陽水月流」として古式に則り授与している。

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中伝段取

この日本柔術は協会員の必修武術としている。
これはセミナーにおいて全員が共通して同じ武術を稽古することができるようにするためであり、武術をすることが単に自己の欲求に終わらず、互いに技を磨く過程において国際交流や国際親善ができるようにするためでもある。

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大石師範代による「七里引」の指導





(つづく)
# by japanbujutsu | 2018-01-15 20:19 | 演武会・講習会 Seminar
柄捌

今回のハンガリー支部セミナーでは日本柔術四段の教習課程に含まれる 「柄捌」 を指導した。

これは敵が両手で柄を掴みに来るのを制する技法で五形ある。

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日本柔術の免許皆伝者には伝えてあるが、セミナーで指導したのは今回が初めて。

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有段者なので習得が早い。





(つづく)
# by japanbujutsu | 2018-01-13 17:54 | 演武会・講習会 Seminar
ブダペスト講習会

年始めの一週間、ハンガリーのブダペストで講習会を開催した。
今回は門人のO氏とY氏が同伴した。

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初日は柔術と居合を、二日目は自由選択にして柔術・居合・剣術・薙刀・手裏剣・金鷹拳を指導。

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巡回指導も大変であるが、二人の指導員に助けられた。

今回はハンガリーのほか、ルーマニアとチェコからの参加があった。

詳細は追って報告します。





(つづく)
# by japanbujutsu | 2018-01-11 21:17 | 演武会・講習会 Seminar
『 剣道日本 』 廃刊

出版社、編集部は 「休刊」 と言っているが、事実上は廃刊であろう。
原因はスキージャーナルの経営悪化といっているが、それだけだろうか。
大会記事や技術論ばかり載せて、肝心の剣道史、文化性の高い記事をないがしろにした、当然招くべくして招いた結末だったのではなかろうか。

筆者は創刊時から10年余りは毎号購読していた。
古流記事の特集があったからだ。
そして、拙文も何回か掲載している。

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紙媒体の時代は終わった、などというのは負け犬の遠吠えにすぎない。







(完)
# by japanbujutsu | 2018-01-08 17:51 | 武術論考の部屋 Study

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