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国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association

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本会が伝承している武術流派と古武道全般の技法・歴史・文化などを解説します。文章・記事・写真の転載は固く禁止します。

柔術渋川一流の伝書類

柔術渋川一流の伝書類

渋川一流の伝授巻物は、形の履修が終了したところで授けられるものが二巻ある。

すなわち『渋川一流中極意巻』と『渋川一流上極意書』がそれであり、それぞれ数メートルの長さがある。

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                            会長が授けられた伝書

『渋川一流中極意巻』は三百手の形を履修した後、約三年間の稽古期間をおき、師匠の前でその全ての形を演武して授かる。受けはすでに『渋川一流中極意巻』を持つ者が交代しながら行う。

『渋川一流中極意巻』を授けられた者は流儀の「諱」を与えられ、独立して稽古場を持ち、弟子を取ることが許される。

『渋川一流中極意巻』を得た後は、さらに修行を重ね、当身、裏、三段裏、死活、整骨、経絡指圧、極秘伝(口伝)などを学び、『渋川一流上極意書』が授けられる。

ここにいたって初めて正式に流儀を相伝し、代を継ぐことになる。
by japanbujutsu | 2013-04-02 22:11 | 渋川一流柔術 Shibukawa

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