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国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association

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本会が伝承している武術流派と古武道全般の技法・歴史・文化などを解説します。文章・記事・写真の転載は固く禁止します。

明治時代の竹刀剣道(撃剣)

明治時代の竹刀剣道

ここに明治時代の剣道の様子を知ることのできる貴重な写真がある。

竹刀で形を演じていると思われるが、その姿は剣道スタイルそのものである。

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さあ、読者諸賢はこの写真から現行剣道との違いをいくつ見つけることができるだろうか?

それでは、列記してみよう。

① 稽古着の袖が肘上である。
② 右の打太刀は縞袴を着けている。
③ 足幅が広く、後ろの爪先は横を向き、その踵は床に着いている。
④ 仕太刀の股関節が非常に柔らかい。
⑤ 竹刀が短い。


多分、皆さんは④と⑤には気が付かなかっただろうと思う。

④での着目は右膝が浮いていることである。だから胡座の状態ではない。

やってみていただければわかるが、現代人のほとんどはこの姿勢ができなくなっている。

⑤の竹刀の刃部の長さは、写真で判断すると、真剣と同じ二尺三寸前後である。

剣道を武術として行うならば、竹刀も体構えもこのようにしなければいけない。
by japanbujutsu | 2013-07-10 21:32 | 技法研究の部屋 Skill

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