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国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association

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本会が伝承している武術流派と古武道全般の技法・歴史・文化などを解説します。文章・記事・写真の転載は固く禁止します。

足の踵のこと

足の踵のこと

剣を正眼に構えたとき(正面を切り付けたとき)、後ろ足の踵が上がっている流派を演武会でよく見かける。

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これは古文献には見られない足構えである。

多くの場合、現代剣道と同じように身体が正面を向いており、後ろ足の爪先が中に入っているため、踵が浮いている。

古流に普遍的に見られる構えは、足幅を前後に広くとり、後ろ足の爪先は横に開き、状態もやや半身になる構えである。

足の裏はすべて床につける。

それは地からエネルギーを身体に吸い上げる役割を担っている。

そして足の五指で床を掴むようにするのである。

下丹田にしっかりと力が入ることがわかる。

下の剣道の写真を見ていただきたい。

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明治前期までの剣道(撃剣)における足構えはこのとおり、後ろ足の踵を浮かせていない。
by japanbujutsu | 2013-11-01 20:00 | 技法研究の部屋 Skill

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