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国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association

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本会が伝承している武術流派と古武道全般の技法・歴史・文化などを解説します。文章・記事・写真の転載は固く禁止します。

居合技術考2

居合技術考2

長袴で描くのは上級武士の武術であることを意識したものか。

この物打を左手で支える技法は、凡そどの流派にも見られるものである。

関口流居合では「篠露」の形に見られる。

敵の攻撃を受け止める、あるいは受け流すための技法で、この絵のように剣先が前を向いている場合は、そのまま突きを入れる技法につながることが多い。

これは突く箇所を正確にとらえるための工夫で、剣先のそれをなくす方法である。

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一点支持では的が外れ易いが、二点支持の場合は二点の延長線上にある攻撃点が定まるため、確実に相手の急所を突くことができる。

しかし、この絵は左手の添え方がおかしい。

これでは、攻撃線を確定することはできない。

絵師のミスであろう。
by japanbujutsu | 2013-11-17 19:09 | 技法研究の部屋 Skill

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