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国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association

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本会が伝承している武術流派と古武道全般の技法・歴史・文化などを解説します。文章・記事・写真の転載は固く禁止します。

居合技術考4

居合技術考4

居合の稽古は、形以外にも修行者たちが独自に考案した技術が様々あり、いろいろな想定を用意して稽古に勤しんでいたことが絵図から伺える。

この絵図は、鞘を帯から抜き取り、捨てて(置いて)敵を真っ向に片手斬りした場面である。

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鞘を外した理由はこの場面想定が判明しないので分からないが、敵の攻撃を鍔受けしたり、柄当てしたり、あるいは礼法の段階での仕掛けに応じるなどの場面が考えられる。

下緒の結びが中央やや下にあるのも面白い。

そして右手を後方に伸ばしている点にも注目したい。

これは戸賀崎系神道無念流の抜付にも見られるもので意味深長である。

しかし、絵図では左手で斬っているので抜付時の技術ではないことがわかる。
by japanbujutsu | 2013-11-20 20:15 | 技法研究の部屋 Skill

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