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国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association

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本会が伝承している武術流派と古武道全般の技法・歴史・文化などを解説します。文章・記事・写真の転載は固く禁止します。

『皇国武術英名録』の武術③ 真之真石川流剣術 その2

『皇国武術英名録』の武術③ 真之真石川流剣術 その2

真之真石川流には、刀を鞘に納めたまま、敵と対する形がある。

「裏形乱剣」。

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1 敵が正面を斬ってくるのを、我は左足を引いて刀を鞘に納めたまま帯から抜いて、敵の刀の峯を上から押さえる。

2 敵がこれを外して八相になるとき、我は左手を鞘に当てて中取となる。

3 敵が再び正面を斬るのを我は左前に抜けて鞘尻(鐺)で敵の喉を突く。

ざっとこんな想定の形である。

紹介した絵図は最後に突きを入れた場面。

演武者は野枝松蔵と横田喜市。

残ってほしかった流儀である。
by japanbujutsu | 2013-12-04 17:28 | 武術論考の部屋 Study

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