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国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association

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本会が伝承している武術流派と古武道全般の技法・歴史・文化などを解説します。文章・記事・写真の転載は固く禁止します。

『皇国武術英名録』の武術⑤ 神道夢想流鎖鎌

『皇国武術英名録』の武術⑤ 神道夢想流鎖鎌

前回に続き、起倒流柔術を伝えた深井家家伝の武術から。

この深井の系統では鎖鎌を併伝しているが、流儀名を神道夢想流といった。

文化・文政年間に濃州の三宅源十郎重利が、この流儀で有名だった。

筆者の地元にも三宅から神道夢想流鎖鎌と楊心流当身術の免許を受けた人物がいた。

この流儀の鎖鎌と双鎌の図が同書に掲載されている。

鎖鎌の寸法は刃渡六寸の両刃で柄が一尺二寸、鎖数は六十二で長さが三尺二寸、分銅は球形で重さが五十目と定められている。

双鎌は長さが五尺五寸、または六尺、刃渡りは一方が四寸、もう一方が三寸となっている。

鎖鎌の形は「中段目附」「搦捕」「小手留」「脇腹打」「入身」「打揚」「上段打砕」「太刀流」「押搦捕」の九本。

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紹介した図の形は「打揚表形」
by japanbujutsu | 2013-12-08 17:53 | 武術論考の部屋 Study

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