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国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association

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本会が伝承している武術流派と古武道全般の技法・歴史・文化などを解説します。文章・記事・写真の転載は固く禁止します。

『柔道にはなぜ黒帯があるの?』の間違い訂正 8

『柔道にはなぜ黒帯があるの?』の間違い訂正 8

Q20 柔道の創始者といわれる嘉納治五郎は、なにをもとにして柔道を考案したのですか。

■解答
技の難易度による段階的な指導法を採り入れ、それを段級位制度に結びつけた。

■訂正
技の難易度による段階的な指導法を取るのは古流の特徴であって、 講道館柔道には見られない。
柔道が大衆化したスポーツであるかぎり、技の難易度と段級位制度を結びつけるのは不合理である。講道館柔道の昇段制度にそのような条件は設けられていない。
以下の技には難易度による序列は存在しない。全てが並立である。

■投技 (67本)
手技(てわざ)(15本)
腰技(こしわざ)(11本)
足技(あしわざ)(21本)
真捨身技(ますてみわざ)(5本) 旧五教の技 明治28年制定(42本)
横捨身技(よこすてみわざ)(15本) 五教の技 大正9年改正(40本)

■固技 (29本)
抑込技(おさえこみわざ)(7本)
絞技(しめわざ)(12本)
関節技(かんせつわざ)(10本)





 
by japanbujutsu | 2014-03-25 17:43 | 武術論考の部屋 Study

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