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国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association

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本会が伝承している武術流派と古武道全般の技法・歴史・文化などを解説します。文章・記事・写真の転載は固く禁止します。

『時代劇・剣術のことが語れる本』 の誤りを正す 7

『時代劇・剣術のことが語れる本』 の誤りを正す 7


P.94
「ちなみに、柳生流は、将軍家「御流儀」お止め流となって門外不出、他流との交渉を絶って剣技としては衰退し、現代の剣道にはほとんど影響を与えていない。」

論評
しっかり勉強してから書きなさい。お止め流なんてあるわけがない。「衰退」とは全国に伝播した新陰流に誠に失礼な記述である。


P.103
「「彼(宮本武蔵)の後半生、特に絵画等芸術性から見て、強い兵法者であったことがわかる(二松学舎大学教授・直心影流師範寺山旦中氏の言)」とのことであったが、このことをもって「武蔵は強かった」と結論づけたい」

論評
絵を見て、剣術の強弱がわかるとは恐れ入ったものである。


P.116
「薩摩はこれ以来、明治維新にいたるまでの約三百年、この示現流のみを藩の流儀としてきたが、この一藩一流は実に珍しい例といえる。」

論評
もっと薩摩藩の武術を研究しなさい。
太刀流剣術、飛太刀流剣術、常陸流剣術、真心影之流剣術(直心影流長沼派)、深見流剣術、天真流剣術、
外山流剣術、精一流剣術、太子流剣術、宅元流剣術、根本陰流剣術、朝山流剣術、溝口派一刀流剣術、影之流剣術。
以上、すべて薩摩藩の剣術である。
by japanbujutsu | 2014-04-06 17:46 | 武術論考の部屋 Study

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