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国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association

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本会が伝承している武術流派と古武道全般の技法・歴史・文化などを解説します。文章・記事・写真の転載は固く禁止します。

亀谷鎮師範

亀谷鎮師範

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亀谷鎮は明治34年岐阜県に生まれた。
大日本帝国下の軍人募集に応じて入隊し、文武ともに優秀な成績だったため、上官に軍に残るよう云われた。
大正10年現役兵として、台湾歩兵第一連隊に入隊する。このときすでに青木規矩男は台湾で高等中学商業科の教師を務めており、講堂で二天一流を指導していた

当時隊の方針として、すべての隊員に趣味とする習い事を義務づけた。亀谷は剣術を学ばんとして青木に入門した。この時青木と初めて知り合い、青木が昭和44年2月11日に没するまで、師弟関係が59年間続いた。その間に届いた手紙、書などはすべて駿河館に保存されている。

昭和9年5月に挙行された皇太子殿下御誕生奉祝昭和天覧試合に際しては、青木と亀谷が台湾から参加している。台湾駐屯中は軍事演習のみで、休日などはのんびりと海釣りをしたり、現地の人たちに剣術を指導していた。

青木より亀谷への関口流抜刀術の相伝は、
昭和9年 「介錯之巻」および「目録免許相伝」相伝
昭和32年  「信条書」の相伝を以て正式に関口流抜刀術15代目師範を継承

亀谷より萱間静林師範への相伝は、
昭和55年 「介錯之巻」および「目録免許相伝」相伝
昭和61~62年 「兵法極意之巻」「口伝書」他を相伝、16代師範を継承

関口流抜刀術駿河館に関わる系譜は青木→亀谷→萱間以外に存在しない。
by japanbujutsu | 2014-12-21 17:41 | 関口流抜刀 Sekiguchi ryu

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