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国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association

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本会が伝承している武術流派と古武道全般の技法・歴史・文化などを解説します。文章・記事・写真の転載は固く禁止します。

抜刀後の鞘の処置 その2

抜刀後の鞘の処置 その2

庄内藩伝渋川流居合における抜刀後の鞘の処置について、前回、後ろ腰に持っていくことを指摘した。

そして、以前から違和感を覚えていた同じ庄内藩伝の林崎夢想流居合においても同じ処置をしていることを思い出した。
次の図を見ると、抜刀時はまだ左腰にあり、極めの段階では鞘が背に廻っていることがわかる。

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これは林崎流の鞘捌きが渋川流に影響したのか、あるいは逆に、渋川流が親流儀の林崎流に帰り相伝したのか、はっきりしない。元々、両流儀が同じような捌き方をしていたと考えるのもまったく不自然ではない。

古伝の鞘捌きとして今後も検証を続けてみたい。
by japanbujutsu | 2015-04-19 17:31 | 技法研究の部屋 Skill

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