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国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association

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本会が伝承している武術流派と古武道全般の技法・歴史・文化などを解説します。文章・記事・写真の転載は固く禁止します。

四方投げ

四方投げ 

投げ技の「原則」は敵を背中から落とすことである。
したがって「四方投げ」もまた背中から落とすことが大原則である。
そのためにはしっかりと敵を投げる方向に対して背中を向けさせることが必要である。
四方投げは肩関節技であり、手首や肘の関節を決めるのは技の原理を逸脱している。
従って肘は完全に深く鋭角に屈曲させ、手は肩の後ろに来るように腕を返す(下のイラスト参照)。

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敵の腕を屈曲させずに開いて投げるような技を一部の合気系柔術でみるが、それらは正式な技法を受け継いでいない。
また、以前にも述べたが、四方投げで投げられた敵は宙を舞うことなどできない。
そんなことをしたら頭から落ちること必定である。
合気道のように宙を舞って受けるのは、予め受が捕の技を心得ているからであり、捕もまた相手が受けを取れるように投げている。
しかし、それは決して古伝の技術ではない。
最後に中澤流神伝護身術の四方投げを紹介しておく。

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by japanbujutsu | 2015-06-14 17:56 | 技法研究の部屋 Skill

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