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国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association

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本会が伝承している武術流派と古武道全般の技法・歴史・文化などを解説します。文章・記事・写真の転載は固く禁止します。

神道無念流立居合口伝

神道無念流立居合口伝

未だ門下にも示していない神道無念流立居合の口伝であるが、実技を伝承していない者には知識にはなっても実践することはできないから、ここに公開する。

そうはいうものの、実は他流の居合にも十分通用する口伝であり、その点は各流派で大いに研鑽してほしいと思う。

神道無念流立居合口伝
鞘離れ、体の締まり、手の内の冴えに心を用ゆべし。鞘離れは始はすらすらと抜き、鯉口に三寸にて鋭く抜き離す也。始より余り急に抜けば、鯉口へ切込むもの也。体の締まりは、打込みたるとき、下腹を張り、腰に力を入れる心持あり。手の内の冴えは打込む時、体につれて力を入れる心也。始終力一杯に握り詰めては、切れぬもの也。手の内を緩めるにはあらざれども、自然のやはらきある内より一段の締まりありて、切味宜しき也。修行して自得すべし。(以下略)

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何だ、大したことではないじゃないか、と言う諸君。
実はこんな基本的なことでさえ、多くの居合修行者はできていないのが現実である。
高段者の「枯れた技」こそ、本来の居合の技であると思う。
極意に達した人の居合は実に綺麗で、迫力もある。
by japanbujutsu | 2015-06-20 17:42 | 神道無念流居合 Munen ryu

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