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国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association

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本会が伝承している武術流派と古武道全般の技法・歴史・文化などを解説します。文章・記事・写真の転載は固く禁止します。

竹刀による形稽古

竹刀による形稽古

竹刀による形稽古といえば、何よりも蟇肌撓を用いる新陰流が知られている。
今でも力信流では袋竹刀で形を打つことがある。
しかし、基本的には形は木刀で打つ。

また、江戸初期においては袋竹刀による素面・素小手の試合も広く行われていた。
現在の剣道のような固い竹刀は、江戸中期から次第に普及し、この撃剣で使う竹刀は形稽古では使わなくなった。

しかし、明治になって、撃剣の体操化が試みられると、再び竹刀で形を稽古する風潮が見られるようになる。
それも一風変わった竹刀である。

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三十年以上前だろうか、筆者はこの竹刀を骨董市で見たことがあったが、購入しなかった。
資料として購入しておけばよかったと後悔している。

さて、変わった竹刀による形稽古は『新案撃剣體操法』(M29)で紹介されている。

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何流が元になっているのだろうか。
非常に優れた形・技の数々が紹介されており、これを見て実習することも大いに意義があることと思う。
by japanbujutsu | 2016-04-26 17:39 | 技法研究の部屋 Skill

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