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国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association

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本会が伝承している武術流派と古武道全般の技法・歴史・文化などを解説します。文章・記事・写真の転載は固く禁止します。

居合の本義を関口流に見る

居合の本義を関口流に見る

居合の稽古は相当の運動量を要し、30分も抜けば両足は感覚がなくなってくる。
ただし、これは真の古流の稽古をした場合であり、腕だけで抜き、切り、納める現代居合道は除いてのこと。

関口流や柳剛流では全体重を刀身に乗せた上に、飛び違いの体変換で生まれた力が加わるため、全身運動を余儀なくさせられる。
柳剛流のわずか5本の形を真剣に抜けば、汗が全身から噴出する。
関口流で11本の形を真剣に抜くと11本目は朦朧としてくる。

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総合武術の柳剛流において、居合を剣術と同時進行で習わせるのには、それなりの理由がある。
まさに古流の居合は気剣体の一致を体得させるためのきわめて重要な「鍛錬」であることがわかる。

ハエが止まるような居合は何年やっても意味はない。





(完)
by japanbujutsu | 2016-08-04 17:05 | 関口流抜刀 Sekiguchi ryu

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