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国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association

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本会が伝承している武術流派と古武道全般の技法・歴史・文化などを解説します。文章・記事・写真の転載は固く禁止します。

古流柔術の構え

古流柔術の構え

古伝空手は拳を前に出して構えることをしない。
ところが現代空手の試合では、両拳を縦拳にして胸の前に構える。
こんな構えは古伝の空手には存在しない。
したがって現行の空手の試合は伝統空手とはまったく別の競技であると考える。
現在の空手は形と試合の理合がまったく乖離しているから、今さらここでこれを言っても仕方がない。
筆者が教授している台湾の金鷹拳も当然両拳を前に出して構えたりしない。
合気道でも両手を前に出して構えるが、古流柔術にはそんな構えはない。
以前にも書いたが、両手・両拳を体前に出して構える武道は、すべて戦後にできた現代創作競技である。
武道ではない。

古流柔術のほとんどは、両手は下腹に当てるようにして構える。

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この構えについては流儀によりさまざまな名称が見られる。
詳しくは拙著 『武術事典』 を参照されたい。





(完)
by japanbujutsu | 2016-09-11 17:23 | 技法研究の部屋 Skill

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