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国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association

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本会が伝承している武術流派と古武道全般の技法・歴史・文化などを解説します。文章・記事・写真の転載は固く禁止します。

根岸流手裏剣術の足構え

根岸流手裏剣術の足構え

筆者がこれまで学んできた武術は、日本武術も中国武術も足の踏み方はほとんど同一であった。
すなわち、右足が前の場合、その内側の線に左足の踵が来るように立つのである。
これにも流儀によっていろいろな見解があるようで、天真正自源流などは極端に横に開いて立つ。

しかし、『手裏剣』 に掲載されている説明では、

(左足が前の場合)
左拇指で線上を踏まへ、右足を線に添ふて引き、同じく拇指で線を踏まえる。

とある。(下の写真参照)

b0287744_22482828.jpg

これにも流儀の教えがあるのだろう。
私が今まで学んだ流儀ではいずれも厳禁されている踏み方である。
この足踏みでは後ろ足を進める場合、弧を描く必要がある。
また、そのままの足踏みで(逆体で)手内剣を投げるときには、相当に身体の捻れが生じる。

弓道の場合に、両足の爪先を一線上に揃えるのは、常に一重身で演技をするから問題ない。

b0287744_2249320.jpg

そのあたりの解釈はどのようになっているのだろうか。




(つづく)
by japanbujutsu | 2016-10-09 17:30 | 手内剣探究 shunaiken

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