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国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association

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本会が伝承している武術流派と古武道全般の技法・歴史・文化などを解説します。文章・記事・写真の転載は固く禁止します。

学習メモ

学習メモ

武術は本来、身体で覚えるもの。
学んだことを忘れないために同じ形・技を身体に染みつくまで稽古する。
これを修行、とくに武術の場合には 「練武」 という。
仙台藩伝浅山一伝流柔術中興祖、相澤永長斎の頌徳碑の題は 「練武鍛身」、実にいい言葉だ。

わが道場では稽古中にメモを取ることだけは許可している。
ビデオ撮影は厳禁。
本来はメモだって稽古中は言語道断である。
しかし、遠くから通ってくる人たちは一日潰して来るわけだから、これは特別な措置である。
しかし、ここですべての修行者に注意しておきたいことがある。
それはメモを取ったら、それで安心して繰り返しの稽古を疎かにすることである。
習った技は師匠が 「よし」 というまで続けて繰り返し、身体で覚えるのが本旨である。

そして、師匠が新しい形・技を教えなかったら、今まで学んだ形を一通り繰り返すのが修行者のなすことである。
師匠はそれを見て、修正するのだから。

筆者が大学時代に記録したノート。

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メモは帰りの電車で筆記して、下宿で清書したものである。




(完)
by japanbujutsu | 2016-12-27 17:49 | 武術論考の部屋 Study

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