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国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association

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本会が伝承している武術流派と古武道全般の技法・歴史・文化などを解説します。文章・記事・写真の転載は固く禁止します。

薙刀の操法

薙刀の操法

同じ飯篠長威斎の流れでありながら、どうして操法がまったく異なるのだろうか。

香取神道流と穴澤流の薙刀。

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香取神道流では三等分把持法を用いるのに対し、穴澤流では三分一把持法を採用している。
ちなみに直元流、戸田派武甲流では二分一把持法、天道流は石突側を余した三分一把持法、直心影流は短い薙刀を遣うため穴澤流とほぼ同じである。

薙刀を持つ位置を変えると操法はまったく異なるものとなる。
三等分把持では石突を多用する特徴があるが、薙刀中央部を操法の回転軸としているため、打太刀(剣)との間合いが剣と同じになり、薙刀の長さを活かすことができないという難もある。
穴澤流の回転軸は手元で、操法は剣と同じ理合である。

詳細な考証は 『水月』 紙上にて。





(完)
by japanbujutsu | 2017-11-10 17:05 | 武術論考の部屋 Study

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