ブログトップ

国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association

japanbujut.exblog.jp

本会が伝承している武術流派と古武道全般の技法・歴史・文化などを解説します。文章・記事・写真の転載は固く禁止します。

カテゴリ:その他の流儀 Others( 12 )

西法院武安流武者取伝書発見

このたび、仙台藩領登米に伝わる柔術の秘流、西法院武安流武者取の伝書を入手した。

この流儀の実伝を継承しているのは全国で筆者ただ一人である。
(当流儀の形解説本が某氏により自費出版されているが、伝書からの復元であり、実伝ではない)

b0287744_20435311.jpg


伝書の発行人はこれまで未見の人物であり、しかもこの伝書は越後から出たという。

登米以外の地で伝承があったのだろうか。

詳細は 『水月』 紙上にて発表する。






(完)
by japanbujutsu | 2017-09-14 20:46 | その他の流儀 Others
無双直伝流和 表 使者捕

演武に和表の使者捕は外せない。
対座して、敵の右手を引いて倒し、固める(口伝多し)。

b0287744_1817446.jpg
b0287744_18172360.jpg

b0287744_18173973.jpg

この形を松代藩文武学校の柔術所でお浚いする。

凛として引き締まる。




(完)
by japanbujutsu | 2017-06-04 17:11 | その他の流儀 Others
無双直伝流和を初演武

今回の松代藩文武学校武道会、春の師範演武会では、かつて北信濃に伝播した無双直伝流和を初めて演武した。

演武に先立ち、それを先賢に報告するため、前日、江戸時代にこの流儀を教授した滝澤武太夫(門人建立)と井口権九郎の墓碑、そして滝澤武太夫の墓(血族建立)を参拝した。

b0287744_2238971.jpg

b0287744_22383110.jpg

無双直伝流は総合武術であり、主として藩領縁辺の農民階級に教授されたため、ここ松代藩文武学校では江戸時代でも稽古・演武されたことはなかった。

もちろん今回演武した形は復元である。
しかし、複数の史料を付き合わせ、それに絵目録で矯正を施したから、かなり古伝に近い形が復元できているはずである。
居合・棒・鎖鎌は地元の先生方が復元されているから水月塾の出る幕はないが、まだ改良の余地はかなり残っている。

写真は立合 「打込」
b0287744_22421239.jpg









(完)
by japanbujutsu | 2017-06-02 17:20 | その他の流儀 Others
今川流棒術 「稲妻」

b0287744_22584441.jpg

b0287744_2259268.jpg

b0287744_22591856.jpg

by japanbujutsu | 2015-02-17 17:56 | その他の流儀 Others
今川流棒術 「落花」

b0287744_2252464.jpg

b0287744_22525968.jpg

b0287744_22531130.jpg

by japanbujutsu | 2015-02-15 17:50 | その他の流儀 Others
今川流棒術 「石向」

今川流棒術は先にも書いたように、免許をいただいていない。
もちろん師匠も免許を持っていなかった。
あくまでも当協会の研修流儀として形の稽古をしている。
そうして保存の策を講じないと、大和民族の宝がまた一つこの世から消えてしまうからである。

本日紹介するのは初本の形「石向」
(盗作されるのを防ぐため、解説は書きません)

b0287744_22474185.jpg

b0287744_2248096.jpg

b0287744_22481355.jpg

by japanbujutsu | 2015-02-13 17:41 | その他の流儀 Others
荒木流抜剣 折返

b0287744_238155.jpg

b0287744_2381924.jpg

b0287744_2383350.jpg

b0287744_2384898.jpg

b0287744_239415.jpg

b0287744_2391698.jpg

b0287744_2393429.jpg

b0287744_2395142.jpg

by japanbujutsu | 2015-02-04 17:06 | その他の流儀 Others
荒木流居合

筆者がかつて昭和の時代に警視流居合とともに学んだのが荒木流居合である。

b0287744_2010297.jpg

正式に入門して学んだわけではないので、長い間稽古もせずにいたが、門人からの要望で何人かの者に伝授した。
正式に学ぼうと思って群馬の荒木流に連絡を入れたら、居合だけでは教えることができないと言われ、古武道の閉鎖性を残念に思った。その際、筆者が伝承している形の手順を少し話したところ、現在、群馬で伝承している居合(抜剣)の形とはまったく異なるという。実際、明治神宮で演武しているのを見ると、まったく違っている。不思議でならない。筆者の伝も群馬の系統だからである。

居合の名目は、
 落花 千鳥 折返 岸浪 後詰 誘引 筏流、の七本である。

これを筆者が所蔵する荒木流総目録で見ると、
 落葉 千鳥 岸之浪 五爪 勇■ 威鹿ダ流シ 折返シ

となっている。当て字を除けば目録は一致している。

b0287744_20104936.jpg

居合経験者であれば一度の講習で修得できると思う。
希望があれば申し込まれたい。


     
by japanbujutsu | 2014-10-30 17:48 | その他の流儀 Others
警視流居合

警視流居合は全て「立居合」で行う。

明治の西南の役で警視庁抜刀隊が活躍できたのは、その立居合の賜といわれている。

明治18年、殉職警察官の鎮座祭に奉納武道大会が開かれ、その時に警視流居合が木太刀の形と共に奉納された。

警視流居合の創始者は、幕臣広瀬廉、同上田美忠、水戸藩士小沢宣、佐倉藩士逸見宗助、長岡藩士雨宮真三郎の5人で、それぞれより1本ずつ採用した。

他の古武道と違って相伝制を敷いていないため、警視庁で広く教授されたが、それ故に人によってさまざまな形に変化していった。しかし、概ねは大同小異である。

形は

一本目 前腰 浅山一伝流
二本目 無双返し 神道無念流
三本目 回り掛け 田宮流
四本目 右の敵 鏡心明智流
五本目 四方 立身流

五本の形は元々立居合しか存在しない神道無念流の影響が強く表れており、神道無念流を学んだ者であれば簡単に習得できる。なお、神道無念流には元来、形に名称がないため、「無双返し」という名称は編成の便宜上付けられたものであろう。

水月塾では神道無念流の修行が進んだ者に心得として学ばせている。

b0287744_171804.jpg
                     本会指導員伊藤統英氏による警視流演武
by japanbujutsu | 2013-01-04 17:22 | その他の流儀 Others
仙台藩伝西法院武安流武者捕(柔術)

仙台藩領登米郡登米に江戸時代から昭和の中頃まで西法院武安流武者捕という変わった名前の柔術が伝承されていた。

開祖は長崎出身の松浦武兵衛武安(号松雲)。長崎で楊心流を学び、故あって仙台藩に流れ、名を大内武兵衛と改めた。

昭和中頃まで免許皆伝の袋地亮治師範が教えたが、その門下から免許を得た者は出なかった。

会長は袋地の門人、伊藤幹夫氏から三十手ほどの形を学んだ。
b0287744_21163824.jpg
b0287744_21194936.jpg









袋地亮治師範とその顕彰碑(右)



                                                                                                                   





b0287744_21201094.jpg                       








西法院武安流武者捕の形








b0287744_19394282.jpg
                                彩色絵目録
by japanbujutsu | 2012-12-14 21:23 | その他の流儀 Others

by japanbujutsu