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国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association

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本会が伝承している武術流派と古武道全般の技法・歴史・文化などを解説します。文章・記事・写真の転載は固く禁止します。

仙台藩伝今川流棒術のこと

今川流棒術も浅山一伝流柔術の稽古に宮城県まで通っているとき、佐藤泰先生が住む集落の隣の集落に住まわれていた和泉正逸氏に学んだ。和泉氏は父の源左衛門氏から学んだ。伊具郡から伝えられたものと思われる。




 石向 落火 落花 雷映 紅葉重 風車 稲妻 乱波 澤波 内捲 外捲 拂


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棒術の形を示す和泉正逸氏(1984頃)
# by japanbujutsu | 2012-11-24 22:53 | その他の流儀 Others
各種手の内

ここに紹介する手の内は甲州陣屋伝捕方武術を伝える旧家より技法と共に譲り受けたもので、同じ物は全国のどこにも存在しない。

握ると手から棒の両端が少しはみ出す長さの短い棒に鞣し革を取り付けて、手から外れないように工夫された捕方用の道具で、ここに紹介したもの以外に、数十種類の手の内がある。

鈎無し小十手も捕縛用で、棒身は手の内と同じ使い方をする。円環に十手を通すだけで強力に捕縛できる優れ物。

なお、無断による類似品の製造は厳禁する。

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「六寸鉄」と称する手の内。四角錘の本体の頭部に黄銅で球形金具を付け、手貫紐の小穴に菊を穿つ。
# by japanbujutsu | 2012-11-24 15:23 | 武具の部屋 Arms
村岡兼流棒術のこと

佐藤泰師範のお宅に浅山一伝流柔術を学ぶために通う帰路、同じ桃生町内の小高い丘の上にある集落、旧中津山藩領に立ち寄った。ここに村岡兼流棒術を習得されている八木斌氏がいたためだ。無理を言ってお願いし、八木氏が学んだ形を一通り教えていただいた。村岡兼流は総合武術であるが、八木氏は若いときにその棒術だけを習得されていた。




 礼儀棒 右眼 左眼 胸当 寒山 五輪落 落花 右逆 左逆 腕流 右流 左流 大渡 右隠 左隠
 蜻蛉 臑砕 両眼


以下は、棒術の形を示す八木氏
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# by japanbujutsu | 2012-11-23 22:25 | その他の流儀 Others
柴真揚流柔術の内容

ここでは、膨大な柴真揚流の全容を紹介するのではなく、I.S.B.A.が伝承している形を紹介するのに留めておく。なお、当流は柔術を表芸とする総合武術であり、居合・剣・棒・三道具その他を伝えていた。

居捕
  左巴 右巴 左車 右車 両手捕 片胸捕 両胸捕 柄捌 横車 巌石 飛違 両羽捕 石火 袖車
  二人捕 真之位 御使者捕 
立合
  弓手捕 馬手捕 片胸捕 両胸捕 巌石落 十文字 腰付 後捕 後帯捕 両羽捕 小手返 両手捕
  捨身 杖捌 三人捕


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柴真揚流目録伝授巻の巻頭部分




 
# by japanbujutsu | 2012-11-23 19:18 | 柴真揚流柔術 Shibashinyô
鉄鎖
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時代 江戸中期
分銅の形状 球形
流儀 不詳(球形分銅の鉄鎖を用いる流儀はいくつかあるが、流儀を証明できる伝書がない)


※鉄鎖は両分銅・分銅鎖・玉鎖・鎖玉・分銅などの呼称があり、正木流では万力鎖の名を用いるという。名和弓雄氏はその著書の中で「古文献に、捕手の三道具として、十手、鼻捻、万力の名称があげられている。この万力は、万力鎖の略称である(『忍びの武器』)」と述べているが、これは誤りで、ここでいう万力とは「角手」(指に嵌める指輪状の秘器)のことをいう。現在、鉄鎖をむき出しで使っている人たちが多いが、古伝では布袋に入れて使うのが正しく、手拭いに見せかけて腰帯に吊して携帯するのが正しい。時代の経過と共に真伝は失われていく。


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時代 江戸中期
分銅の形状 把部:六角柱 分銅:八角形
鎖 落花生形
流儀 不詳



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時代 江戸中期
分銅の形状 底部が球形の円錐形
鎖 撫三角
流儀 不詳
# by japanbujutsu | 2012-11-23 18:52 | 武具の部屋 Arms

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