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国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association

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本会が伝承している武術流派と古武道全般の技法・歴史・文化などを解説します。文章・記事・写真の転載は固く禁止します。

真の古武道修行者たれ

このようなことを書くのは気が重い。
ならば書かなければよいのだが、現実を見るとあまりにも酷すぎるが故に黙っているのもよくない。
誰かが発奮、啓蒙しなければ我が国の古武道は確実に滅び去るからである。
一体、何が酷すぎるのか。
それは古武道修行者の心構え、そして心得。
流派の技(形)だけを稽古していても、それは流儀の継承には繋がらないということを自覚してほしい。
巻物を授けない道場にいくら通っても流儀を相伝できないことを早く知ってほしい。
自分の流儀の歴史を調べないから創作流儀であることにも気づかない。
流儀が伝承していた土地を訪問したくならないのなら、あなたにその流儀は相応しくない。
流儀の伝書を研究したことがないのなら、古武道なんかやらない方がいい。

これであなたがいかに古武道修行者として相応しくない人間であるか自覚できたでしょう。
古武道は現代武道とまったく世界が違うのです。

古武道修行者として我が流儀の先人が遺した伝書と向き合えるのはこの上もない喜びである。

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その真意があなたにはわからないでしょう。





(完)
# by japanbujutsu | 2017-07-05 17:20 | 武術論考の部屋 Study
続・ハンガリー支部会員来日

先々週末に続き、先週末もハンガリー支部会員に武術を指導した。

種目は、日本柔術に付属する鉄鎖術と、

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力信流棒術の続き。

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観光も、

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そしてお別れ会もしっかりして帰国した。

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今月末には今度は筆者がハンガリーを訪れることになっている。




(完)
# by japanbujutsu | 2017-07-03 19:56 | 演武会・講習会 Seminar
ハンガリー支部会員来日

先週末と今週末、ハンガリー会員が来日して稽古に励んでいる。

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超多忙な毎日に疲れはピーク。

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でも、武術をしているときが一番楽しい。

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(完)
# by japanbujutsu | 2017-06-30 17:28 | 演武会・講習会 Seminar
稀少捕縄

武具をほとんど扱っていない骨董屋にときどき一つだけポツンと武具が置いてあることがときどきある。
今回紹介する捕縄もその一つ。

筆者 「 (わざと) これ何ですか?」
主人 「わからないねぇ、でも銘があるよ」
筆者 「・・・いくらですか」
主人 「○○円」
筆者 「○△円になりませんか」
主人 「・・・じゃあ、それでいいよ」
何だか知らないものによく値段が付けられるものだ。

捕縄に真鍮分銅が付いている。

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「飛竜」 と銘が切ってある。
珍しい一品である。





(完)
 
# by japanbujutsu | 2017-06-28 17:17 | 武具の部屋 Arms
本科の十手

現在、わが水月塾の会員諸氏の中には残念ながら武具に興味を持ち、蒐集している同好の人がいない。
武具にも興味をもっていれば、真贋の見分け方など、いろいろと教授してやることができるのだが。
武術が好きであるならば、武具にも興味を持って欲しいところではある。
武具は武術と同じほど奥の深い、味わいのある世界なのであるから。

さて、今回は本科の十手を見てみよう。
十手や鎖鎌には実に贋物が多い。
まず、十手の場合、鉄味を見ること。
これは経験がものを言う。
いわゆる 「だまされて覚える」 というやつ。
偽物を買わされたら、それは勉強代だと思え、とはよく言われること。
まさにそのとおりである。

和鉄の鍛えによる鉄物武具はきれいに黒錆が付く。
赤錆が付いても細かく、洗浄すればすぐに落ちる。
そして重要なのは鍵の接続部分。
溶接はアウト。
しっかりと穴を穿ち、鍵が棒身を貫通していること。
そして、その鍵が厚いこと。

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房環が涌かし付けになっていること。
など、いくつかの注意点がある。

ここに紹介したものはやや長めで、房環はなく、柄尻が天正拵のように広がっている。
持ち手が十手から外れないための工夫である。

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何の変哲もないシンプルな一品であるが、鉄味は最高である。





(完)
# by japanbujutsu | 2017-06-26 17:31 | 武具の部屋 Arms

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