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国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association

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本会が伝承している武術流派と古武道全般の技法・歴史・文化などを解説します。文章・記事・写真の転載は固く禁止します。

特殊構造の木刀

筆者の武術道具コレクションの中に、変わり種の特殊な構造をした木刀がある。

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切っ先に近くなるにつれて太さを増し、物打あたりに楕円形と円形の穴(空洞)が設えてある。

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素振り木刀に間違いないのであるが、素振りをすると、この穴が空を切り、快適な音を発するのである。

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近年に製作されたものではないことは、木肌を見ればすぐにわかる。

若くても明治時代は下らないであろう。

素振りをして楽しんでいる。







(完)
# by japanbujutsu | 2019-06-19 07:47 | 武具の部屋 Arms
演武用和服

いつから居合演武用和服は冠婚葬祭用礼服と同じになってしまったのだろうか。

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しかも白房付きの羽織紐を付けるなど、まるで結婚式の新郎そのものである。

全日本○○連盟のみなさん、もう少し武術の故実を学んでください。

しかし、すでに今の 「居合道」 は武術でも武道でもないから、勝手にやらせておけばいいのだけれども・・・

間違っても 「古流」 のみなさんはこんな礼服で演武会へ行かないようにしてください。






(完)
# by japanbujutsu | 2019-06-16 21:32 | 武術論考の部屋 Study
柴真揚流柔術早業目録

本来は師匠から授かった伝書を公開するなど言語道断である。

師より授かった巻物はかつては神棚へ上げるか、仏間の引き出しに保管し、家人でさえも見ることはおろか、触れることさえ許されなかった。

今は時代も変わり、業の稽古も極秘伝などを除いて秘密裏に行うことなどの旧習はなくなってきているため筆者が町川清師範から授けられた 『柴真揚流柔術早業目録』 の巻頭と巻尾だけを紹介し、後学の励みとしたい。

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果たして伝統は残るだろうか。







(完)
# by japanbujutsu | 2019-06-14 20:40 | 柴真揚流柔術 Shibashinyo
書かねばならぬこと「てんとうりゅう」

正しい武術の技と歴史を伝えるために書かねばならぬことがある。

無学な者たちのために、何度も繰り返し説いてきたが、無学ゆえに聞く耳を持たず、誤りを正そうとしない真に残念な人たちがいる。

全日本なぎなた連盟。

その組織のトップにいる人たちが誤っていることを知りながら、それを正そうとしない歪んだ体制は一体どうしたものなのか。

それは 「天道流」 の読みのこと。

技は伝える人によって趣が変わってくるのは仕方ない。
しかし、歴史は変えてはならない。

天道流は〝てんとうりゅう〟と読むことをここで再再度書いておく。
これを読んだ全日本なぎなた連盟の関係者が連盟の総会でこのことを取り上げてくれることを心から願っている。

天道流は 〝てんどうりゅう〟 ではない。
このような無知極まりない誤読は許されるものではない。
流儀の正しい歴史を後世に残すため、断固として訂正を要望する。

ここに、全日本なぎなた連盟の技術指導者としてトップに君臨する砂川碧先生 (筆者の天道流の師、阿部先生の高弟) が筆者宛に送ってきた手紙を公開して世の誤謬を正す。

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天道流の読みは 〝てんとうりゅう〟 である。








(完)
# by japanbujutsu | 2019-06-11 07:12 | 天道流武術 Tento
甲陽水月流十手術

甲陽水月流柔術に付随する道具を使うさまざまな武術の一つに十手術があり、二丁十手(左手に棒、右手に十手)を使う。

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甲斐国陣屋伝捕手術に含まれているもので、筆者が学んだ形のうち、十本を制定形として組み入れている。

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現在、十手術を伝えている流派は一角流、駒川改心流、渋川一流などわずか数流に過ぎない。

稽古を積んで理合いに通じると、見事な演武が実現できる。






(完)
# by japanbujutsu | 2019-06-10 20:58 | 日本柔術 Nihon Jujutsu