鉄鎖 Tetsugusari
分銅の形状 球形
流儀 不詳(球形分銅の鉄鎖を用いる流儀はいくつかあるが、流儀を証明できる伝書がない)
※鉄鎖は両分銅・分銅鎖・玉鎖・鎖玉・分銅などの呼称があり、正木流では万力鎖の名を用いるという。名和弓雄氏はその著書の中で「古文献に、捕手の三道具として、十手、鼻捻、万力の名称があげられている。この万力は、万力鎖の略称である(『忍びの武器』)」と述べているが、これは誤りで、ここでいう万力とは「角手」(指に嵌める指輪状の秘器)のことをいう。現在、鉄鎖をむき出しで使っている人たちが多いが、古伝では布袋に入れて使うのが正しく、手拭いに見せかけて腰帯に吊して携帯するのが正しい。時代の経過と共に真伝は失われていく。
分銅の形状 把部:六角柱 分銅:八角形
鎖 落花生形
流儀 不詳
分銅の形状 底部が球形の円錐形
鎖 撫三角
流儀 不詳