嘉納治五郎と横山作次郎
嘉納治五郎が古流柔術家の道場をよく巡回していたことは、各地に残る写真でわかる。
前列の中央が嘉納で、右が横山。
その他はわからない。
前列の三人は師範格であろう。袴を着用している。
後列の三人は袴を着けていない。
袴の折り目がまったく付いていないのを見ると、これは稽古袴であることがわかる。
ところで、武術には関係ないが、この写真を見て、違和感を感じないだろうか。
そう、後列中央の人物の左半身が嘉納と横山の間に割って入っているのである。
こんな失礼なことはないはずであり、写真をよく見たが・・・
合成写真でもなさそうである。