木製武術道具の手入れ
木製武術道具の手入れ
皆さんは木刀や棒などの稽古道具を新調したときにどのような手入れをしているだろうか。
何も手入れをせずにそのまま使ってはいないだろうか。
これではダメである。
新調した木製道具にはツヤがなく、木肌が乾燥している。
これをそのまま稽古に使うと、肌荒れ状態のためにささくれが生じたり、白樫の場合には柄に手垢が付いて非常に汚くなる。
古流に長く携わっている人は誰しもこのような経験があるはずである。
油が切れるとささくれができるのは当たり前。
それではどうしたらよいのか。
まずは新調したら油を薄く、軽くツヤがでるまで塗布する。
後は、年に2~3回程度塗布すればよい。
しかし、その油が問題である。
そんな油は市販されていない。
これは自作するしかないのであるが、その製造法が実は秘伝で、失伝しかけている。
筆者の父が骨董趣味であったために、どこからかこの油の製造法を学んできて、台所で作っていたのを覚えている。
台所から部屋中に油の臭いが蔓延したので、強く記憶に残っている。
しかし、そんなことに興味がなかった筆者は、その製造法など知るよしもない。
亡父が残してくれた、その油がそろそろなくなりかけてきた。
近いうちに、いろいろ試作してみようと思う。
果たして、同じものができるかどうか。
先日入手した柳剛流の木刀に早速、油を施した。
良い色になった。
これで木肌が荒れる心配もない。

上は未塗布の木刀(未だビニールを剥がしていない=埼玉支部長用)、下は塗布済みの木刀(本部用)。
小さなガラス瓶が、最後の油。
みなさんも研究をどうぞ。
興味がある方は、わが道場に来れば、見本をお見せします。
(完)
皆さんは木刀や棒などの稽古道具を新調したときにどのような手入れをしているだろうか。
何も手入れをせずにそのまま使ってはいないだろうか。
これではダメである。
新調した木製道具にはツヤがなく、木肌が乾燥している。
これをそのまま稽古に使うと、肌荒れ状態のためにささくれが生じたり、白樫の場合には柄に手垢が付いて非常に汚くなる。
古流に長く携わっている人は誰しもこのような経験があるはずである。
油が切れるとささくれができるのは当たり前。
それではどうしたらよいのか。
まずは新調したら油を薄く、軽くツヤがでるまで塗布する。
後は、年に2~3回程度塗布すればよい。
しかし、その油が問題である。
そんな油は市販されていない。
これは自作するしかないのであるが、その製造法が実は秘伝で、失伝しかけている。
筆者の父が骨董趣味であったために、どこからかこの油の製造法を学んできて、台所で作っていたのを覚えている。
台所から部屋中に油の臭いが蔓延したので、強く記憶に残っている。
しかし、そんなことに興味がなかった筆者は、その製造法など知るよしもない。
亡父が残してくれた、その油がそろそろなくなりかけてきた。
近いうちに、いろいろ試作してみようと思う。
果たして、同じものができるかどうか。
先日入手した柳剛流の木刀に早速、油を施した。
良い色になった。
これで木肌が荒れる心配もない。

上は未塗布の木刀(未だビニールを剥がしていない=埼玉支部長用)、下は塗布済みの木刀(本部用)。
小さなガラス瓶が、最後の油。
みなさんも研究をどうぞ。
興味がある方は、わが道場に来れば、見本をお見せします。
(完)
by japanbujutsu
| 2016-08-28 17:14
| 武具の部屋 Arms















