ブログトップ

国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association

japanbujut.exblog.jp

本会が伝承している武術流派と古武道全般の技法・歴史・文化などを解説します。文章・記事・写真の転載は固く禁止します。

順体に拘る

順体に拘る

武術の大原則から言って、手内剣を左足前で打つのはあきらかにおかしい。
武術は術の種別を問わず、順体が原則である。

武術が用いる俗に 「ナンバ」 という右手右足前、左手左足前の半身・一重身の姿勢は力を出す行動則の原理に立つものであり、絶対に体の捻りをつくってはならない姿勢である。

逆体(左足前、右手打ち)による打法は体に捻れが生じ、右足の踵が浮きやすく、武術がもっとも嫌う前傾姿勢に陥りやすい。
こんな武術の原理から逸脱した姿勢でいくら命中率を上げても、それは決して武術ではありえない。
手裏剣術が武術である以上、逆体は原則的にありえない。

b0287744_2138646.jpg

手裏剣に関して筆者は後発の人間であり、先輩諸氏に色々言う資格はない。
しかし、いわゆる武芸十八般に関しては持論がある。
その持論が普遍的な正論であるとは、あえてここでは言わないことにする。
あくまでも持論であり、ピンポイントで他流を批判するものではない。
念のため。






(完)
by japanbujutsu | 2017-05-21 17:20 | 手内剣探究 shunaiken

by japanbujutsu