天剣を打つ
地剣(6寸針剣)と人剣(5寸針剣)はほぼ九割以上の的中率があるので、最近は天剣(7寸針剣)をもっぱら三間の間から打っている。
仕事が終わって帰宅後、ほぼ毎日打っている。
手内剣の稽古場は自宅の裏に常設されているので、いつでも打つことができる。
理想はすべての手内剣が的に対して直角に中ることである。
現在、大凡の刺仲率は7~8割、8寸的への的中率は3~4割といったところか。
某流派のように、姿勢を崩してまで的中率を高めたいとも思わないし、武術の基本を無視した打ち方は我が甲陽水月流では許されない。
特に手内剣を打ったときに後足の踵が浮くのは絶対に駄目である。
武術と娯楽を混同視してはならない。
(完)