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国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association

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本会が伝承している武術流派と古武道全般の技法・歴史・文化などを解説します。文章・記事・写真の転載は固く禁止します。

花押と印判

花押と印判

先日、 「なんでも鑑定団」 で古文書が鑑定されており、そのときに鑑定士が、
「花押と印判はどちらか一つあればいい」
と断定し、依頼人の花押と印判のある古文書は 「ニセモノ」 と鑑定された。

この鑑定に、武術の伝書を毎日眺めている筆者は非常に違和感を感じた。
武術の伝書では、むしろ両方がなければ 「ニセモノ」 とされることが多いからである。

そう言われて改めて通常の文書を見てみると、確かにどちらか一つしか見られない。
しかし、だからと言って、両方あるものを即座に 「ニセモノ」 と断定するのは早計ではないか。

どうも腑に落ちないので、もう少し研究してみたいと思う。


こちらは俗に 「三行半」 と呼ばれている離縁状である。

b0287744_2214729.jpg

確かに印判は押されていない。







(完)
by japanbujutsu | 2018-04-22 22:01 | 秘伝書の部屋 Secret densho