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国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association

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本会が伝承している武術流派と古武道全般の技法・歴史・文化などを解説します。文章・記事・写真の転載は固く禁止します。

日本の棒術と沖縄の棍

日本の棒術と沖縄の棍

日本の棒術は本来、力信流に見られるように二対一把持であり、剣の操法と同一の理論で成り立っている。
すなわち、棒端を両手で把持して棒先を長く出して使う。

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そうしなければ、剣に対して有利な間合いが確保できない。
したがって、棒対棒で形を打つときにも、棒は長く大きく使う。
だから力信流の棒術はダイナミックで豪快である。

一方、沖縄の棍は三等把持である。
そのため棒先は短い。

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これは剣と同じ間合いになり、剣を相手にした場合には極めて不利である。
沖縄の棍には剣を相手にする想定がないので、三等把持になったものと考えられる。
(金鷹拳の七星齊尾棍は長く使う)

薙刀でも香取神道流や直元流は短く使うが、穴澤流は剣と同じ理合で長く使う。






(完)
by japanbujutsu | 2018-09-16 17:48 | 技法研究の部屋 Skill