重量級手内剣を打つ
これは甲陽水月流水月針剣には含まれていないもの。
大型の手内剣で、江戸期の骨董手内剣であるため、形状はすべて異なっている。
それがまたいい。
間合い三間。
やはり、最初の数打は手内剣のバランスを掴むために刺中率は低い。
数打後はほぼ五割、そして終了時には七~八割というところ。
ヘビーなので深く食い込むのがいい。
これらの手内剣は製作にも手間がかかるので、甲陽水月流には不採用である。
自らの研究のためにいろいろと試打している。
(完)
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