天然理心流最後の三術皆伝師範 高井丹吾を訪ねる
晴天の好日、天然理心流最後の三術師範、高井丹吾関係の史蹟を調査した。
中でも圧巻なのはやはり稽古場が残されていたこと(画像は稽古場玄関)。
ここで柔術の稽古がなされていたのである。
多分、天井の高さからみて、剣術や棒術は庭でやったのだろう。
詳しくは『水月』で紹介する。
※高井丹吾及び増田蔵六が山梨県上野原市井戸の石井止女次に差し出した伝書が何者かによって石井家から持ち出され、オークションにかけられ、今は行方不明になっている。あってはならないことである。今頃、持ち出した者には天罰が下っていることだろう。
(完)