日台武術交流
四十年以上前に初めて台湾の土を踏んでから二十回以上通い続けた。
目的は本物の金鷹拳を習得するため。
最後に台湾に行ったのが十数年前。
この時も久しぶりの渡台であった。
陳先生の墓参とその御霊に出版の報告をするためである。
それ以来、わが水月塾でも拳法をやる者がいなくなり、唯一海外で教授していたルーマニア支部も消滅して以降、わが金鷹拳は教伝が中断している。
その間、21世紀になってから、台湾武術界も世代交代が進み、わが師匠は皆、黄泉の客となった。
21世紀になってから主に師事していた劉国良老師も本年天国に旅立たれてしまった。
今週末、コロナの勢いも沈静化したことから台湾からわが日本分会に交流団がやってくる。
台湾でも誰も知らないいくつかの套路を私が伝承しているからだ。
金鷹拳は私が個人的に最も好きな武術である。
※金鷹拳のみを習得したい人には後継者を育てるために特別枠でマンツーマン指導します。問い合わせください。
(完)