武道具の補修
古武道の場合、稽古道具は技と同様に重要である。
道具がしっかりしていないと、正しい技の稽古にも支障が出る。
たとえば、某流剣術のように流儀の規定に則った木刀を使用せず、大量生産されている木刀を代用している時点で古流とは言えなくなってしまっている。
現在、武道具類は製作業者が次々と廃業しており、場合によっては作ることができなくなってしまったものもある。
画像は30年ほど前に京都の武道具店に発注して製作した天道流(てんとうりゅう、と読む)の稽古で使う鎖鎌である。
これも現在、製作できる業者がいない。
紐はすでにボロボロで、継ぎだらけになってしまったけれど、今でも大切に稽古で使っている。
獣皮を買ってきて、分銅の作り方を独習してみようと思う。
(完)