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国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association

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本会が伝承している武術流派と古武道全般の技法・歴史・文化などを解説します。文章・記事・写真の転載は固く禁止します。

カテゴリ:穴澤流薙刀 Anazawa ryū( 13 )

五十嵐きぬ先生

穴澤流薙刀の師匠、五十嵐きぬ先生が昭和40年代に山形市立第五小学校体育館で演武されたときの写真。

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形は判明しない。
打太刀は演武のために剣道の師範にお願いしたとのことで、短期間で覚えてもらったとのこと。

この当時はまだ依頼があれば演武を行っていたようである。


そして次の写真は埼玉に移住されてからの晩年の写真で、息子さんの自宅で撮影したもの。

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筆者の宝物である。







(完)
by japanbujutsu | 2018-09-06 17:36 | 穴澤流薙刀 Anazawa ryū
『新庄市史』

新庄藩伝穴澤流薙刀の研究を進めるにあたり、通史を知る必要から手元に 『新庄市史』 を用意しておこうと思い、購入した。

ざっと目を通した。

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市史としては典型的な駄作であり、残念至極。

要するに編集した人たちが 「諸芸」 にまったく関心がないことが内容から一目瞭然なのである。

まあ、高額な本ではないのでいろいろ言っても始まらない。







(完)
by japanbujutsu | 2018-08-27 20:21 | 穴澤流薙刀 Anazawa ryū
新庄講武所教授陣

明治後期の新庄講武所教授陣の写真。

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公には初公開である。

前列中央が松坂次郎左衛門と思われる。
その他は不明であるも、いずれも明治維新を乗り越えて流儀を伝承された師範方であり、非常に貴重な写真である。

新庄講武所は戊辰戦で一度焼失し、明治になってから再建されている。






(完)
by japanbujutsu | 2018-08-19 17:05 | 穴澤流薙刀 Anazawa ryū
尚武館穴澤流薙刀教授陣

現在の新庄市における穴澤流薙刀の形跡はほぼ皆無である。

継承するのには一生の努力を要し、失うのには何の努力も要さない。

写真は大正年間に穴澤流薙刀が指南された尚武館の教授陣面々。

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誤りを恐れずにその名を記すと、

後列左より堀雄次郎、松坂厚母 ( 弟 )、松坂次郎左衛門 ( 兄 )、前列左より早坂理三、トヨ ( 理三妻 )、中央二人は新庄小教員、右端は大沼みどり。
特に前列の女性は筆者の勘で判断しているため、正確なものではない。

さらに詳細な考証は 『 水月 』 で成す。






(つづく)
by japanbujutsu | 2018-08-17 17:30 | 穴澤流薙刀 Anazawa ryū
穴澤流薙刀最古の演武写真

この度、穴澤流薙刀のふるさと、新庄市を訪ねて穴澤流薙刀最古の演武写真に巡り会った。

同流相伝者としてはこの上もない喜びである。

撮影されたのは大正5年 ( ※早坂理三妻トヨ ( 新庄小学校教員 ) は大正2年としている) で、福島安正陸軍大将の上覧演武である。

演じているのは新庄小高等科女子生徒で、髪の桃割れが初々しい。

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演じている形は表三本目の 「下段之事」 の極めの入り。

この形の吟味は 『 水月 』 で詳述する。






(つづく)
by japanbujutsu | 2018-08-15 17:58 | 穴澤流薙刀 Anazawa ryū
松坂次良左衛門臣盛

現在、水月塾において穴澤流薙刀と天道流武術を専門に稽古している横浜稽古会の吉元恵美さんが、新庄藩における穴澤流の歴史を調査されており、先日 『新庄市史別巻 自然・文化編』 に掲載されている穴沢流薙刀第十一代師範の松坂次良左衛門が写る写真の存在を教えてくれた。

松坂師範は藩の武芸演武場が閉ざされた後、自ら新庄城趾に尚武館を設け、そこで新庄藩伝来の武芸を伝授した。
筆者の師匠、五十嵐きぬ先生の教示によると、松坂師範は立派な顎髭を蓄えていたというから、この写真で薙刀を立てて構えているのが松坂師範であろう。

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もちろん穴澤流の構えである。
襷を掛け、袴は股立を取っている。

思わぬ出会いに感激した。
松坂師範は身体が小さいと見えて、薙刀が随分と長く見えるが、それを差し置いても長い薙刀には違いなく、これこそ男薙刀であることがわかる。
どこかにこの薙刀が残っていないだろうか。

吉元さんの今後の調査に期待したい。






(完)
by japanbujutsu | 2018-06-11 19:41 | 穴澤流薙刀 Anazawa ryū
五十嵐先生との稽古

これは今から25年ほど前の稽古風景。

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門人の薬袋氏が穴澤流薙刀を一通り習得したので、五十嵐先生の直伝を受けようと、狭山市まで稽古に出向いたときのもの(白袴筆者)。

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これは珍しくVHSに録画してあったもので、先日DVDにコピーしたものの画像である。

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今でも天からわが稽古を見守ってくれているだろう。





(完)
by japanbujutsu | 2018-03-06 17:18 | 穴澤流薙刀 Anazawa ryū
穴澤流の基本中の基本

新庄藩伝穴澤流薙刀の基本であり、真骨頂でもあるのは一重身と正中線の合わせ。

これなくして穴澤流の演武は成立しない。

そのため稽古では徹底的に一重身の体捌きを繰り返す。
その際、太刀と薙刀は互いの正中線から一寸たりともズレてはいけない。

ここに形の美がある。
そのための大事は「目付」。
目付が狂えば体勢が崩れ、演武が崩れる。

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今回のハンガリー大会では吉元氏がこの2点をしっかりと表現できたことは大きな進歩であった。





(完)
by japanbujutsu | 2017-08-09 23:00 | 穴澤流薙刀 Anazawa ryū
五十嵐きぬ先生

昭和6年8月12日の山形新聞にその記事はある。
澄宮殿下に新庄藩伝穴澤流薙刀の形を台覧に供する・・・
その白羽の矢が立ったのは22歳のうら若き女性教員、千葉絹子。
わが恩師・五十嵐きぬ先生、その人である。

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記事の全文は次号の 『水月』 に掲載する。




(完)
by japanbujutsu | 2017-07-07 17:22 | 穴澤流薙刀 Anazawa ryū
H27.3.29 穴澤流薙刀講習会

過日、紹介した穴澤流薙刀講習会の写真と記事(電子版)が新聞社より届いたので掲載する。

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今後も定期的に開催していく予定である。
by japanbujutsu | 2015-04-15 20:11 | 穴澤流薙刀 Anazawa ryū