消える古伝居合
現代居合道に与せず、頑なに古伝技法を墨守した黒田鉄山氏が黄泉の客となり、我が国から真の古流居合が消えようとしている。
某氏が動画投稿サイトであからさまに批判しているその場に居着いての早抜き居合。
平和な時代に創作された見た目重視の大道芸なので、批判するまでもないが、確かにおぞましいかぎりである。
古流居合に関しても古伝の技は次々と崩れている。
わが関口流抜刀も大分では全剣連に加盟して正座にしてしまったし、紀州本家では打太刀が短刀ではなく、脇差しになってしまった。
同じ状況は林崎夢想流でも起きている。
これなどは氷山の一角に過ぎず、それをよしとして稽古している人たちに何をか況んやではあるが、古伝を失った居合には魅力の欠片もない。
画像は頑なに古流を守り続けた(新たな技法を加えたが)関口流の先師青木規矩男の凄まじい斬撃。
(完)